2歳3ヶ月とソウル2泊3日|正直、もう少し大きくなってからが良かったと思った理由

昼下がりのソウル・明洞の通りで、ベビーカーに乗った2歳の女の子と、それを押す母親。遠くに南山タワーが見える 子連れ旅行

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

2026年5月、2歳3ヶ月の娘と、2泊3日でソウルへ行ってきました。

行き先に韓国を選んだ理由は、正直に言うと「近くて安く行ける海外」だったからです。それと、羽田のJALファーストラウンジを使ってみたかったというのも、大きな目的のひとつでした。

結果から言うと——子連れの移動の大変さを、いちばん思い知った旅行になりました。

トラブルが重なったこともあります。でもそれを差し引いても、2歳の娘を連れてのソウルは、思っていたよりずっと消耗しました。

この記事は、楽しかった観光レポートではありません。行く前に知っておきたかったことを、正直に書いたものです。

この記事でわかること

  • 2歳3ヶ月とソウル、2泊3日の実際の行程
  • 出発の前々日まで娘の熱が下がらなかった話と、キャンセルできるもの・できないもの
  • 羽田で9時間15分|JALファーストラウンジと空港のキッズスペース
  • ソウルの地下鉄とベビーカー|エレベーターは9割の駅にあるのに、なぜ使えないのか
  • 乗り放題の「気候同行カード」は、いまどうなっているのか
  • ネットはeSIM|わが家がいつも使っているもの
  • 街での距離感|知らない方に何度も声をかけられた話
  • ホテル(新羅ステイ九老)にベビーベッドはありませんでした
  • 海外で物をなくしたとき、保険は下りるのか
  • 帰りの飛行機が、走り出してすぐ急ブレーキ
  • K-ETAとe-Arrival Card|どっちが何なの?
  • 正直な総括|韓国は子連れで何歳から?
  1. 結論から|エレベーターは「ない」と思って動いたほうがいい
  2. 出発まで|前々日まで、娘の熱が下がりませんでした
    1. 念のため、やっておいたこと
    2. 荷物は、もう送ってしまっていました
    3. 子どもが熱を出したとき、何がキャンセルできる?
  3. 入国の手続き|K-ETAとe-Arrival Card、どっちが何なの?
    1. 免除でも、あえてK-ETAを取るという手があります
  4. 羽田で9時間15分|JALファーストラウンジで過ごしました
    1. 9時間15分、どう過ごしたか
    2. 国際線は、2歳から座席の料金がかかります
    3. ターミナルの移動
  5. ソウルの地下鉄とベビーカー|ここがいちばんしんどかった
    1. 実際に起きたこと
    2. なぜ、そうなるのか
    3. エスカレーターは、日本と同じでした
    4. エレベーターが、なかなか上がらない
    5. わが家が、やっておけばよかったこと
    6. ネットは、いつもeSIMでつないでいます
    7. 地下鉄は「気候同行カード」を使いました
  6. 街での距離感|知らない方に、何度も声をかけられました
    1. 触られたのは、手・足・頬・顔
    2. ただ、これだけは書いておきたい
  7. ホテル|新羅ステイ九老に、ベビーベッドはありませんでした
    1. 泊まってみて、どうだったか
    2. 駅からホテルまで
  8. 明洞へは行けました|入ったお店と、気づいたこと
    1. 予定のお店に行けず、入ったのが「光化門クッパ」
    2. おむつ交換台は、探していません
    3. 黄砂とPM2.5
  9. 結婚指輪をなくして、人生初のパトカー
    1. 交番へ行けるのは、1人だけ
    2. いちばん大事なところ|すぐもらえる書類では、保険は下りない
    3. その指輪は、どこにあったか
  10. 帰りの便で、走り出してすぐ急ブレーキ
    1. 離陸の中断は、どれくらい起きること?
  11. 正直な総括|韓国は子連れで何歳から?
    1. ほかの国と比べて、どうだったか
    2. 良かったのはラウンジ。でも、韓国が嫌いなわけではありません
    3. めったに起きないことが、最終日の1日に重なりました
  12. よくある質問

結論から|エレベーターは「ない」と思って動いたほうがいい

先に結論を書きます。

ソウルは、エレベーターがないと思って行動したほうがいいです。

わが家がしんどかったのは、そこを知らずに行ったからでした。心づもりさえできていれば、ずいぶん違ったと思います。

「2歳には早い」という話ではありません。同じ2歳でも、自分でよく歩く子なら、ずっと楽だったと思います。

ベビーカーだと、こうなります

  • エレベーターがなければ、ベビーカーは娘ごと運ぶことになります
  • 起きているときは、畳んで娘に歩いてもらう手もあります
  • ただ、どちらにしてもベビーカーは階段を運びます
  • そして、出たい出口にエレベーターがあることは、ほとんどありませんでした

街なかの駅でさえ、日本よりずいぶん少なく感じました。まったく想像していませんでした

韓国より前に、海外で駅を使ったのはフィンランドだけです。そのときは不便だと感じたことがありませんでした。だから今回は、その差をとても強く感じた旅になりました。

わが家の結論

  • 近さは、本当に楽。フライトが短いのは子連れに大きい
  • でも移動(地下鉄)がしんどい。これがいちばん大きい
  • 年齢より「自分で歩けるかどうか」で決まると思う

そしてもうひとつ、正直に書いておきます。

ただ、わが家には思うように動けない事情があって、観光はほとんどできませんでした。 これは韓国のせいではありません。 そして、子連れで行きやすいかどうかは、家族によって違うと思うので、この記事はわが家の場合として読んでいただけたらうれしいです。

出発まで|前々日まで、娘の熱が下がりませんでした

出発は2026年5月16日(土)。

娘が熱を出したのは、その週の火曜日でした。病院では風邪と言われました。熱は木曜日まで続き、下がったのは金曜日。つまり出発の前日です。

正直、一度は「やめようかな」と思いました

「行く」と決めた理由は、熱が下がったからではありません。

解熱してきたあたりから、娘の様子がいつもどおりに戻ってきたからです。

わが家が「いつもどおり」と判断したところ

  • 食欲は、あまり当てになりませんでした
    わが家の娘は、熱があるときも、いつもより少ないながら食べます。今回もそうでした
  • よく遊ぶようになったか
  • ぐずらなくなったか
    この2つが戻ってきたのが、決め手でした

逆に言うと、熱が前日まで残っていたら、そして本人に元気がなかったら、迷わず断念していました。

念のため、やっておいたこと

ホテルの近くと、行く予定だった場所の近くで、病院を調べておきました。

結果的に現地では元気で、ぶり返すこともありませんでした。でも「何かあったらここ」と決めてあるだけで、気持ちがずいぶん違いました。飲みきりの薬も持って行きました。

荷物は、もう送ってしまっていました

わが家が、荷物を送るタイミング

  • 夫が前日まで出張のときや、スーツケースが2個になるときは、出発の3日前に集荷をお願いしています
  • おおまかな準備は、出発する週の前の土日に2人で
  • 最終チェックは私が担当です

今回も3日前に集荷をお願いしていました。つまり、まだ熱が下がっていない水曜日に、荷物はもう手元を離れていたことになります。

ただ、これには理由があります。「もし中止になっても、夫が東京に出張中だから、翌日に荷物を取りに行ける」——そう考えたうえで、集荷を続けました。夫の出張がなかったら、集荷はキャンセルしていたと思います。

子どもが熱を出したとき、何がキャンセルできる?

ここは、わが家が実際に直面したところです。調べたことも含めて書きます。

予約どうなるか
JAL(国内線・国際線とも)医師の診断書があれば、取消手数料なしで払い戻し(一部の運賃は対象外)
JALのマイル
(特典航空券)
取消手数料がかかります(国内線1,000円・国際線3,100円、人数分)。予約の変更もできません
ピーチ(LCC)シンプルピーチは払い戻しできません。診断書があってもダメ
ホテル予約サイトとプランによる

わが家がキャンセルできたのは、行きのJALだけでした。

ホテルと、帰りのピーチは自腹が決定していました。 だから「行けるなら行きたい」という気持ちでした。

熱が出たときに備えて

診断書は、念のため出してもらう(わが家も出してもらいました)
⚠️ 診断書以外は受け付けてもらえません(処方箋・診療明細書・検査結果証明書は不可)

診断書に何を書いてもらうか、その診断書で同行者の分もキャンセルできるのかは、予約している航空会社に直接確認するのがいちばん確実です。

※ 各社の規定は変わることがあります。2026年9月時点の情報です。必ず公式でご確認ください。

入国の手続き|K-ETAとe-Arrival Card、どっちが何なの?

名前が似ていて紛らわしいので、まずここを整理します。

何のためのもの
K-ETAESTAの韓国版。「韓国に来ていいですよ」という出発前の渡航許可。ネットで取ります
e-Arrival Card入国カード(申告書)の電子版。着いたときに出すものです

正直に書くと、私はK-ETAというものがあること自体を知りませんでした。 e-Arrival Card のほうは必要だとわかっていたので、出発前に準備していきました。

日本人は、いまK-ETAが免除されています

  • 免除の期間は2026年1月1日〜2026年12月31日(韓国時間)
  • 免除の場合は、代わりにe-Arrival Card を人数分(子どもの分も)出します

免除でも、あえてK-ETAを取るという手があります

手間お金
免除のまま行くe-Arrival Card を人数分出す無料
あえてK-ETAを取る入国カードは不要になる1人 10,000ウォン

免除の対象でも、あえてK-ETAを申請できます。そうすると入国カードを出さなくてよくなります。

ただ、1回の旅行だけなら、手間はあまり変わりません。どちらも出発前に人数分の手続きが必要ですし、K-ETAは有料で、審査に通常72時間かかります。

差が出るのは何度も行く場合です。K-ETAは一度取ると3年間、何回入国しても使えます。e-Arrival Card は行くたびに人数分出すことになります(2026年9月時点)。

偽サイトに注意

  • 申請できるのは公式サイト(www.k-eta.go.kr)と公式アプリ「K-ETA」だけです
  • 高額な代行を名乗る偽サイトがあると、公式が注意を呼びかけています

⚠️ 免除は2026年12月31日で切れます。この記事は2026年9月時点の情報です。必ず公式でご確認ください。

グアムのESTAについては、グアムの記事に書いています。

羽田で9時間15分|JALファーストラウンジで過ごしました

行きの便は、こうでした。

区間メモ
伊丹 8:30 → 羽田 9:40国内線。娘と2人のワンオペ
羽田 18:55 → 金浦 21:50JAL。夫とは羽田で合流

羽田での待ち時間は9時間15分。

長すぎると思われるかもしれませんが、これは意図してそうしました。 JALファーストラウンジを長く使いたかったからです。今回の旅行の目的のひとつでもありました。

夫は前日まで東京に出張していたので、羽田で合流。だから国内線は、私と娘の2人旅でした。

そしてこのラウンジが、この旅行でいちばん「行って良かった」と思えた場所になりました

9時間15分、どう過ごしたか

ラウンジと、空港のキッズスペースを行ったり来たりして過ごしました。※ キッズスペースはラウンジの中ではなく、空港の共用のところです。

羽田空港のJALファーストラウンジ。大きな窓の向こうに滑走路と飛行機が見える
窓の外は滑走路。飛行機を眺めながら過ごせます

娘がしていたこと

  • 食事
  • お昼寝
  • 持っていったおもちゃ、YouTube
  • 飛行機を眺める
ラウンジのテーブルに並んだ食事と、隣のベビーカーに座る娘
娘が「ベビーカーのまま食べる」と言うのでそのまま。ハイチェアも用意してもらえます

キッズスペースで遊んだのは30分から1時間ほど。飽きてしまうような場面は、特にありませんでした。

羽田空港の共用キッズスペース。富士山の形をした遊具とマットが敷かれた床
空港の共用キッズスペース。床がやわらかく、靴を脱いで遊べます

大人が良かったこと

  • 食事
  • 飛行機を眺めながらゆっくりできる
  • マッサージチェア
  • 靴磨き(夫婦そろって利用しました)
ラウンジの靴磨きコーナー。革張りの椅子が並び、そばにベビーカーを置いている
靴磨きのコーナー。預けて、できあがる時間に自分で取りに行くしくみ。待つあいだはラウンジ内のどこにいても大丈夫でした

とはいえ9時間15分は、正直ちょっと長かったです

国際線は、2歳から座席の料金がかかります

娘は当時2歳3ヶ月。国内線は膝の上、国際線は座席を取りました。

子どもの年齢国内線国際線
2歳未満膝の上なら無料膝の上なら大人運賃の10%
2歳膝の上なら無料座席が必要(大人運賃の75%)
3歳〜11歳座席が必要(小児運賃)座席が必要(大人運賃の75%)
12歳以上大人と同じ運賃大人と同じ運賃

年齢の区切りが、国内線と国際線で違います。 だから2歳3ヶ月の娘は、国内線は膝の上で無料、国際線は座席が必要、という組み合わせになりました。

※ 2026年9月時点。JAL公式サイト(国際線/国内線)で確認しています。

ターミナルの移動

伊丹からの国内線は第1ターミナル、韓国行きのJAL国際線は第3ターミナル。移動が必要です。

移動の方法は2つあります。どちらも無料です。

移動の方法まず行く場所お金
無料の連絡バス第1ターミナル1階・8番のりば
5〜20時は4分間隔
無料
京急・モノレール第1ターミナル地下1階の案内カウンター
「乗り継ぎ乗車票」をもらう
無料
※国内線⇔国際線の乗り継ぎの人だけ

※ のりばと時間は、羽田空港の公式ページで確認しています(2026年9月時点)。

わが家はバスで移動しました。乗り継ぎ乗車票も、以前使ったことがあります。

ソウルの地下鉄とベビーカー|ここがいちばんしんどかった

この記事でいちばん伝えたいのは、ここです。

ソウルの地下鉄の階段。父親が2歳の女の子を乗せたままのベビーカーを水平に抱えて下り、後ろを母親が両手に荷物を持って下りている
※イメージイラストです

実際に起きたこと

空港の駅と、ホテルの最寄り駅以外は、ほぼ全部、人力で運びました。

娘をベビーカーに乗せたまま、夫が抱えて階段を上り下りします。降ろさなかったのは、寝ていることがあったからです。

本当は、娘を降ろして運ぶほうが安全でした

ベビーカーのメーカーは、「お子さまを乗せたままベビーカーを持ち上げないで」と注意しています(ピジョン公式)。落ちてしまうなど、思わぬ事故につながるおそれがあるためです。わが家は寝ていたのでそのまま運んでしまいましたが、次からは降ろして運ぶようにしたいと思います。

担いだのは夫ひとりです。 声をかけて手伝ってくれた人は、いませんでした。

できるだけ、ベビーカーと娘だけの重さになるように、荷物は私が持ちました

夫の荷物やスーツケースは、私が引き受けました。 エスカレーターがある場所では、私は荷物を持ってそちらへ。夫は階段です。

エスカレーターすらなく、階段しかない場所も結構ありました。

なぜ、そうなるのか

ここが大事なところです。「ソウルの地下鉄にはエレベーターがない」というのは、事実ではありません。

調べたところ、ソウル交通公社(1〜8号線・275駅)のエレベーター設置率は92.3%。9割を超えています。

でも——確保されているのは「1駅につき、1つの経路」なんです(「1駅1動線」と呼ばれています)。

「1駅1動線」とは

  • 地上の出口からホームまで、他の人の手を借りずにエレベーターだけで行ける道が「1本」ある、という意味です
  • すべての出口にエレベーターがある、という意味ではありません

わが家が感じた「出たい出口に、エレベーターがないことがほとんど」は、気のせいでも、探し方が悪かったのでもなく、そういう作りだったそうです😅

エスカレーターは、日本と同じでした

ちなみにエスカレーターは、ベビーカーは基本的に禁止です。注意を促すマークが貼ってあります。

これは日本も同じなので、韓国だけの話ではありません。

4章のここまでを、いったんまとめます。

これが、しんどさの正体でした

  1. エスカレーターは使えない(ベビーカーは禁止)
  2. だから、階段かエレベーターしかない
  3. そのエレベーターが、出たい出口にない

エレベーターが、なかなか上がらない

もうひとつ、これは行くまで知りませんでした。

ソウルの地下鉄のエレベーターには「閉じる」ボタンが付いていますが、押しても効きません。わざと効かないようにしてあります。

なぜ「閉じる」ボタンが効かないの?

  • 駅のエレベーターは、韓国の法律で「障害のある方のための昇降機」として登録されています
  • そのため扉を10秒以上、開けたまま待つ決まりがあります
  • 車いすの方などは乗り降りに時間がかかるので、事故を防ぐためだそうです
  • 開いている時間は、エレベーターによって10秒・20秒・30秒と違うようです

その間に、人がどんどん乗り込んできます。満員でも乗ってきます。扉が開くたびに人が増えて、なかなか上に上がらない。

混雑して何回も見送らないといけないから、めんどくさい(夫)

電車の時間に間に合いそうにないときは、待たずに階段を担ぐ。結果として、毎日担いでいました。

わが家が、やっておけばよかったこと

「不便だった」で終わらせたくないので、調べました。

降りる前に、どの出口にエレベーターがあるかを調べておく。これだけで、だいぶ違ったはずです。

調べ方わかること
コネスト韓国地図
(日本語)
駅ごとのエレベーターとエスカレーターの位置がアイコンで見られます
ソウル同行マップ駅の中のエレベーターの位置が表示されます
ソウル地下鉄のアプリ子連れ・妊産婦向けの機能があり、出口の位置や近くのトイレも教えてくれます
現地の貼り紙地下へ降りる階段の入口に、車いすマークと地図が貼ってあります

※ 上の3つはわが家は使っていません。あとから調べてわかった方法です。いちばん下の貼り紙だけは、実際に見ました。

その貼り紙を見て、矢印の方向へ進んでエレベーターを使ったこともあります。ただ、着いた先が出たい出口から遠かったり、ずいぶん遠回りに感じたりすることがありました。そうなるとそれなら階段でいいか、という判断になっていきます。

矢印どおりに行ってみたけど、遠回り。それなら階段でいいか、と

ネットは、いつもeSIMでつないでいます

子連れの移動は、地図も、翻訳アプリも、家族との連絡も、ぜんぶスマホです。つながらないと本当に困ります。

わが家のeSIMの使い方

  • 使っているのはHolaflyのeSIM
  • 滞在する日数ぶんを買います
  • いつも1人に1つずつ(分け合ってはいません)

韓国でも使いました。つながりやすさも、現地での設定のしやすさも問題なし。わが家はほかの海外旅行でも、ずっとこれを使っています。

私はNAVERマップを入れていましたが、使いこなせませんでした。 Googleマップに慣れているぶん、勝手が違って戸惑いました。

あとで知ったのですが、日本語で使えるコネスト韓国地図には、駅ごとのエレベーターやエスカレーターの位置がアイコンで表示されるそうです(2026年9月時点)。わが家はまだ使っていないので使い心地はわかりませんが、次に行くときはこれを見てから動いてみようと思っています。

地下鉄は「気候同行カード」を使いました

わが家が使ったのは、ソウルの乗り放題カード「気候同行カード」です。決められた日数のあいだ、ソウルの地下鉄と市内バスが乗り放題になります。

行く場所によっては、そのつど払うより安くなります。

短期券値段
1日券5,000ウォン
2日券8,000ウォン
3日券10,000ウォン
5日券15,000ウォン
7日券20,000ウォン

地下鉄の基本運賃が1,550ウォンなので、1日券なら4回乗れば元が取れる計算になります(2026年9月時点)。

気をつけること(2026年9月時点)

  • 新盆唐(シンブンダン)線、ソウル以外の地下鉄、空港バスは対象外です
  • 広域バス、タルンイ(レンタサイクル)、漢江バスも短期券には含まれません
  • カード本体の発行に、別途3,000ウォンほどかかります
  • 2026年3月17日から、日本など海外で発行されたクレジットカードでも購入・チャージができます(短期券のみ)
  • 30日券は2026年8月31日で、チャージ(購入)ができなくなりました。ただし旅行者が使う短期券(1〜7日券)は、これまでどおり使えます
  • 代わりに「気候同行パス」というサービスが2026年9月1日から始まっています

制度が動いている最中です。行く前に必ずソウル市の公式ページでご確認ください。

子どもの地下鉄料金

  • 満6歳未満は、大人1人につき3人まで無料です(2026年9月時点)
  • 娘は2歳3ヶ月だったので、地下鉄代はかかりませんでした

香港の地下鉄(MTR)では、ソウルとは逆に、改札でベビーカーが通れず苦労しました。2つの街の違いは、香港の記事で表にして比べています。

街での距離感|知らない方に、何度も声をかけられました

地下鉄の話には、もうひとつ続きがあります。

ソウルでは、知らない方に何度も韓国語で話しかけられ、娘に断りなく触られました。

起きたのは、ほとんど電車まわりでした

  • エレベーターの中
  • ホームで電車を待っているとき
  • 電車の中

お店ではあまりありませんでした。

触られたのは、手・足・頬・顔

ベビーカーに座っていると、ちょうど大人の手が届く高さです。だから足も触られました。

英語で返しても、返ってくるのは韓国語でした。私は笑ってやり過ごしていました。

娘はもともと人見知りなので、反応は「無」でした。嫌がりも泣きもしませんでした

ただ、これだけは書いておきたい

若い人に親切にしてもらうことが多かった印象です

「韓国の人は」とまとめるつもりはありません。わが家に起きたことを、そのまま書いています。

ホテル|新羅ステイ九老に、ベビーベッドはありませんでした

泊まったのは新羅ステイ九老。地下鉄2号線の九老デジタル団地駅が最寄りです。

ベビーベッドは追加できません

わが家のときは、ベビーベッドはありませんでした。ベッドガードは貸し出しがありますが、滞在中は出払っていて借りられず、ベッドを壁際に寄せて寝ました。
※ 客室の設備は変わることがあります。必要な方は、予約の前にホテルへ直接ご確認ください。

泊まってみて、どうだったか

どうだった
スタッフみんな優しくて親切でした
朝食ハイチェアあり。ご飯・パン・フルーツなど、娘が食べられるものがありました(プランによって別料金)
部屋広くはありません
まわり近くにコンビニがあります

駅からホテルまで

公式のアクセス案内には「九老デジタル団地駅(2号線)下車後 6番出口より徒歩5分」と書かれています(2026年9月時点)。わが家も、駅から少し歩いた記憶です。

ベビーカーなら、出口を選ぶ

  • 出口によって、歩く距離は変わります
  • エレベーターのある出口が、いちばん近い出口とは限りません
  • 4章の「1駅1動線」と、そのままつながる話です

明洞へは行けました|入ったお店と、気づいたこと

2日目は明洞へ。11時前から夕方18時ごろまで、約7時間いました。

予定のお店に行けず、入ったのが「光化門クッパ」

急な予定変更で行きたかったお店に行けなくなり、百貨店のレストラン街で、すぐ入れて娘も食べられそうなお店を探しました。

そこで見つけたのが光化門クッパ。窓にミシュランのシールがたくさん貼ってありました。

メニューを見て辛そうではなかったので、それなら娘も食べられそうだと思って入りました。

娘は、少ししか食べませんでした

ただ、味はわが家の好みとは少し違いました。

結局、デパ地下で娘の好きないなり寿司を買って、それが晩ごはんになりました。

※ ミシュランのビブグルマンに連続で選ばれているお店です(2026年9月時点)。

おむつ交換台は、探していません

わが家のやり方

  • 私はもともと、日本でもおむつ交換台をあまり使いません
  • 新生児のころから、ベビーカーの上で替えられるようにしていて、今もそうしています
  • 多目的トイレにベビーカーごと入れる場所さえあれば、台がなくても困りません

だから「台があったかどうか」は、正直わかりません。代わりに、調べたことを書いておきます。

調べたこと
あるところ主要なデパート・大型モール・空港・キッズカフェ
ないことが多いところ小さな個人経営のカフェや飲食店
探すときの韓国語수유실(スユシル)=授乳室
육아휴게실(ユガヒュゲシル)=育児休憩室
コツトイレは日本ほど至る所にはありません。拠点を先に決めて動くと安心です

黄砂とPM2.5

5月中旬でしたが、アプリで調べてはいませんでした。街でマスクをしている人がいなかったので、わが家もマスクなしで動いていました。

結婚指輪をなくして、人生初のパトカー

最終日。ホテルをチェックアウトして、子どもの遊び場へ向かう電車を待っているときでした。

結婚指輪が、ない。

海外旅行保険の携行品損害を請求するには事故証明書が要ると調べてわかったので、ホテルに発行をお願いしました。

でも、ホテルでは発行していないと言われました。「紛失の受付なら交番でできる」と教えてくれて、ホテルのスタッフがパトカーを呼んでくれました。

交番へ行けるのは、1人だけ

交番は少し離れていて「どちらか1人だけ」とのこと。夫が娘を見て、私が1人でパトカーに乗りました。

どうだったか
やりとり翻訳アプリと、英語や日本語が少し話せる方と、いろんな言葉を混ぜて
もらったものA4サイズ1枚くらいの紙
かかった時間全部で約1時間

そして、その1時間のあいだに娘が昼寝をしてしまいました。

行くつもりだった子どもの遊び場には、結局行けませんでした

いちばん大事なところ|すぐもらえる書類では、保険は下りない

あとから振り返ると、ここがこの記事でいちばん役に立つ話かもしれません。

盗難と紛失は、まったく別ものです

  • 警察には「盗難届は、捜査しないと盗難だと断定できない」と言われました
  • すぐ出せるのは「紛失届」だと言われ、最寄りの交番へ行きました
  • ところが多くの海外旅行保険では、置き忘れ・紛失は補償の対象外です
  • つまりすぐもらえる書類では、保険が下りないという形になっています

損保ジャパンの公式サイトにも「置き忘れまたは紛失は補償されません」と書かれています(2026年9月時点)。保険は商品ごとに約款が違いますので、ご自身の保険を必ずご確認ください。

じつはこのことは、わが家も先にわかっていました。それでも「何もないよりは、何かある方がマシ」と思って、紙を出してもらいました。

その指輪は、どこにあったか

帰国後、スーツケースの中から出てきました

保険の申請は、していません。

わが家の反省と、次からの工夫

  • まず、なくさない工夫をしておけばよかったと思います
  • 海外は10回以上行っていますが、物をなくしたのは今回が初めてでした。自分を過信していました
  • この件から、旅行にはアクセサリーケースを持って行くようにしています。化粧やヘアセットで外したら、必ずそこに入れる

このアクセサリーケースは、次のシンガポール旅行から使いはじめました。

帰りの便で、走り出してすぐ急ブレーキ

帰りはピーチでした。滑走路を走り出してすぐ、急ブレーキ。

離陸のときに異常を知らせるボタンが点滅したから、離陸を取りやめたそうです(夫)

飛行機は降りずに、乗ったまま10〜15分ほど待って、もう一度走り出しました。無事に帰国できています。

娘は普段と変わりませんでした。

離陸の中断は、どれくらい起きること?

調べてみました

  • 離陸の中断は約3,000回に1回(ボーイングとFAAの推計)
  • そのうち約4分の3は、速度が出る前に起きています
  • わが家のように「走り出してすぐ」は、典型的なパターンでした

正直な総括|韓国は子連れで何歳から?

最初に書いたことを、もう一度書きます。

ソウルは、エレベーターがないと思って行動したほうがいいです。

そして「何歳から?」という質問には、年齢では答えられないと思っています。

わが家の答え

  • 年齢よりも、自分でどれだけ歩けるか
  • ベビーカーが中心なら、移動でかなり消耗します

ほかの国と比べて、どうだったか

行った国わが家の印象
ハワイ海と暖かい気候。ゆったりとした雰囲気
フィンランドヨーロッパの街並み。子どもに優しい
韓国同じアジアで「少し前の日本」という街並み。子どもが楽しめる場所は見つけにくく、子どもに優しいと感じる場面もあまりなかった

あくまで私の印象です。探し方がよくなかっただけかもしれません。

良かったのはラウンジ。でも、韓国が嫌いなわけではありません

ラウンジは、満喫できました

3章に書いた羽田のJALファーストラウンジ。ここが、この旅行でいちばん「行って良かった」と思えた場所でした。もともとの目的のひとつだったので、そこは果たせたことになります。

韓国そのものは、好きな国です。料理もおいしいし、おしゃれなところもたくさんあります。

ただ、子連れで、しかも今回のわが家の状況では、移動がしんどかった。そこが大きかったと思います。状況が違えば、同じ韓国でも違う感想になっていたはずです。

めったに起きないことが、最終日の1日に重なりました

指輪をなくして、パトカーに乗って、帰りの飛行機が離陸をやめる。離陸の中断は約3,000回に1回です。それが、最終日の1日に重なりました。

もう少し大きくなってから、もう一度チャレンジしてみたいです

二度と行かない、ではありません。もう少し大きくなってから。それが、わが家の結論です。

よくある質問

Q. 韓国は、子連れで何歳から行けますか? A. 年齢よりも「自分でどれだけ歩けるか」だと思います。ベビーカーが中心のうちは、地下鉄の移動でかなり消耗しました。自分でよく歩けるようになってからのほうが、ずっと楽だと思います。

Q. ソウルの地下鉄に、エレベーターはありますか? A. あります。ソウル交通公社の1〜8号線・275駅で、設置率は92.3%です。ただし確保されているのは「1駅につき1つの経路」なので、出たい出口にあるとは限りません。

Q. エレベーターの「閉じる」ボタンが効かないのはなぜ? A. わざと効かないようにしてあります。駅のエレベーターは「障害のある方のための昇降機」として登録されていて、扉を10秒以上は開けたまま待つ決まりがあるためです。故障ではありません。

Q. エスカレーターにベビーカーで乗れますか? A. 基本的に禁止です。注意を促すマークが貼ってあります。ただしこれは日本も同じなので、韓国だけの話ではありません。

Q. 子どもの地下鉄代はかかりますか? A. 満6歳未満は、大人1人につき3人まで無料です(2026年9月時点)。

Q. 気候同行カードは、今も使えますか? A. 旅行者が使う短期券(1〜7日券)は続いています。30日券は2026年8月31日でチャージができなくなりました。制度が動いている最中なので、行く前に公式サイトでご確認ください。

Q. K-ETAとe-Arrival Card、どちらが必要ですか? A. 日本人は2026年12月31日までK-ETAが免除されています(2026年9月時点)。その場合はe-Arrival Cardを人数分(子どもの分も)出します。

Q. 子どもが熱を出したら、予約はキャンセルできますか? A. 予約先によってまったく違います。JALは診断書があれば取消手数料なしで払い戻せますが、ピーチのシンプルピーチは診断書があっても払い戻せません。ホテルはプラン次第です。

Q. 海外でなくしたものは、保険で戻ってきますか? A. 多くの海外旅行保険で、置き忘れ・紛失は補償の対象外です。対象になるのは盗難などですが、警察は「捜査しないと盗難とは断定できない」とのことで、すぐ出せるのは紛失届でした。保険は商品ごとに約款が違うので、必ずご確認ください。

Q. 新羅ステイ九老にベビーベッドはありますか? A. わが家のときはありませんでした。ベッドガードは貸し出しがありますが、そのときは出払っていました。設備は変わることがあるので、必要な方はホテルへ直接ご確認ください。

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